Loading presentation...

Present Remotely

Send the link below via email or IM

Copy

Present to your audience

Start remote presentation

  • Invited audience members will follow you as you navigate and present
  • People invited to a presentation do not need a Prezi account
  • This link expires 10 minutes after you close the presentation
  • A maximum of 30 users can follow your presentation
  • Learn more about this feature in our knowledge base article

Do you really want to delete this prezi?

Neither you, nor the coeditors you shared it with will be able to recover it again.

DeleteCancel

Make your likes visible on Facebook?

Connect your Facebook account to Prezi and let your likes appear on your timeline.
You can change this under Settings & Account at any time.

No, thanks

High education & copyright

copyright law n.35
by

toshihiro nakamura

on 27 February 2016

Comments (0)

Please log in to add your comment.

Report abuse

Transcript of High education & copyright

● ライセンス実施方法が明記された素材を適切に利用する。
1. 権利侵害行為の差し止め
2. 損害賠償
3. 刑事罰
● 著作権がない・放棄されている素材(パブリックドメイン)を利用する。
高等教育における
著作物の利用

教育目的利用ならば,
他人の著作物の利用には制限がない
と誤解していませんか?
1.著作権の概要
著作物
著作者
著作者人格権
著作権
譲渡可能
公表権
氏名表示権
同一性保持権
複製権
譲渡権
貸与権
2. 著作権と教育の対立
学校教育における
著作物利用の要求
対立
著作者の保護
文化の発展
平和・民主的社会の
形成者たる資質を備えた
国民の育成
3. 教育機関における複製等
著作権法35条
調整
神奈川大学大学院法務研究科教授 中村壽宏
一定の要件を満たす場合に
著作物の複製を認める。
要件
(1)非営利教育機関
(2)教育担当者・受講者
(3)授業過程での利用
(4)必要な限度

例外
 著作権者の利益を不当に
害してはならない。
 次のうち,著作権法35条により,他人の著作物を自由に
複写することが許されるものはどれか。
1. 他人の著作物である資料の複写を図書館または事務職員に依頼した。
2. 他人の著作物の一部を含むコンテンツを作成し,WEBで学生向けに公開した。
3. 他人の著作物の一部を含むコンテンツを作成し,学内LANのサーバにアップロードし,受講生のみ閲覧可能な状態にした。
4. 他人の著作物である参考書の一部を複写して配布したが,その参考書はシラバスで予め指定してあった。
5. テレビ番組を素材とするため,次年度以降も利用できるようにライブラリとして学内LANのサーバに録画ファイルを保存したが,実際に学生に視聴させたのは授業時間内に限った。
6. 他人の著作物の一部を含むコンテンツを作成し,経験則上印刷不良の発生率がおおむね10%なので,受講生100人のクラスで予備を含め他人の著作物を110部複写した。
7. 他人の著作物である写真を利用するにあたり,トリミング(つまり部分的にカット)して授業に関係ある部分のみ利用した。
思想・感情を創作的に表現したもの。
公表されているもの。
保護期間を経過していないもの。
非営利目的の教育機関によること。
教育担当者および受講者であること。
1. 資料の複写を図書館または事務職員に依頼した。
← どちらも教育担当者ではない。
創作
死亡
原則(51条)
無名・変名(52条)
法人等の団体名義(53条)
映画等の映像作品(54条)
死後50年
公表
I
I
I
I
公表後50年
公表後50年
生存中
公表後70年
著作権35条の適用を受ける者
設置基準がいう「授業」であること。
授業終了後に利用しないこと。
2. 他人の著作物の一部を含むコンテンツを作成し,WEB
で学生向けに公開した。
3. 他人の著作物の一部を含むコンテンツを作成し,学内
LANのサーバにアップロードし,受講生のみ閲覧可能
な状態にした。
← 授業終了後の利用に供されたとみなされる。
著作物の授業過程での利用
学生個々の入手が前提ではないこと。
一過性の強い著作物の保存でないこと。
5. テレビ番組を素材とするため,次年度以降も利用でき
るようにライブラリとして録画・保存したが・・・
← 録画・保存自体は授業目的ではない。
著作物の種類と用途
複製が授業参加者数の和を超えないこと。
授業で使用しない部分が含まれないこと。
6. 他人の著作物の一部を含むコンテンツを作成し,経験則上印刷不良の発生率がおおむね10%なので,受講生100人のクラスで予備を含め他人の著作物を110部複写した。
← 学生数を超える複写は許されない。
著作物の複製の部数と態様
慣行がある場合は,著作物の出所を明示すること。
著作者の意図に反して著作物を改変しないこと。
7. 他人の著作物である写真を利用するにあたり,トリミング(つまり部分的にカット)して授業に関係ある部分のみ利用した。
← 著作者が予定しない改変にあたる。
著作者人格権の尊重
4. 事例検討
残念ながら,
すべてのケースにおいて
著作権法35条が適用されません。
コンテンツ作成に際して気をつけたい
5. 著作権法違反
著作権法に反する複製をするとどうなるか・・・
主な刑事罰
著作権,出版権または著作隣接権を侵害(119条1項)
10年以下の懲役;1000万円以下の罰金 親告罪
著作者人格権又は実演家人格権を侵害(119条2項1号)
5年以下の懲役;500万円以下の罰金 親告罪
著作者でない者の実名または周知の変名を著作者名として表示した著作物の複製物を頒布(121条)
500万円以下の罰金 非親告罪
35条適用の場合で出所明示の慣行があるのに合理的と認められる方法及び程度により出所明示をしない(122条)
50万円以下の罰金 非親告罪
6. 著作権法違反とならないために
● 著作権者から明示の許諾を得る。
分離することが困難であるためやむなく含まれてしまった付随対象著作物については,著作権侵害が生じない。
● 教育目的の資料として街の風景を撮影したところ,その写真にたまたま他者の創作物が写り込んでしまった。
← コンテンツとしての利用を予定しない。
付随対象著作物としての利用
(学校その他の教育機関における複製等)

第三十五条  学校その他の教育機関(営利を目的として設置されているものを除く。)において教育を担任する者及び授業を受ける者は、その授業の過程における使用に供することを目的とする場合には、必要と認められる限度において、公表された著作物を複製することができる。ただし、当該著作物の種類及び用途並びにその複製の部数及び態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りでない。

2  公表された著作物については、前項の教育機関における授業の過程において、当該授業を直接受ける者に対して当該著作物をその原作品若しくは複製物を提供し、若しくは提示して利用する場合又は当該著作物を第三十八条第一項の規定により上演し、演奏し、上映し、若しくは口述して利用する場合には、当該授業が行われる場所以外の場所において当該授業を同時に受ける者に対して公衆送信(自動公衆送信の場合にあつては、送信可能化を含む。)を行うことができる。ただし、当該著作物の種類及び用途並びに当該公衆送信の態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りでない。
4. 他人の著作物である参考書の一部を複写して配布したが,その参考書はシラバスで予め指定してあった。
← 学生の購入が予定される著作物である。
Color Universal Design
■ 著作権の概要についておおまかに理解する.

■ 権利者からの許諾を要しないコンテンツの利用方法(著作権法35条)を理解する.

■ 著作権法違反を避ける簡単な方法について理解する.
このコンテンツの到達目標
● ライセンス実施方法が明記された素材を適切に利用する。
6. 著作権法違反とならないために
7. 先進的教育方法と著作権法
著作権法は、高等教育におけるLMSの活用,反転学習の実施に対応できていません!
不安ならば,権利者に連絡して許諾を得るべきです.
https://www.flickr.com/
ライセンス条件が明記されたコンテンツ配布サイトを利用する.
Wikimedia Commons
flickr
https://commons.wikimedia.org/wiki/Main_Page
LMSに関する問題
反転学習に関する問題
LMSへのコンテンツ登録は,35条適用外の「複製」?
学生の自宅からのLMS利用は,「公衆送信権」の侵害?
学生の事前学習は「授業の過程」であるかどうかが曖昧なので,「この講義ではFCを行う」とシラバスに明記すべきかもしれません.
■ 法規は「教育担当者による複製」を35条適用の条件とするが,大学が指定する「教材複写等を主たる業務とする職員」はセーフかも.
■ 大学院生等に複製させるときは,教員が複製対象,その態様・方法,数量等を明確に文書で指示すべきです.
■ 授業とは,大学設置基準25条で定義されるものをさす.
カリキュラムに根拠を置く同時遠隔:○
サークル活動:X
オープンキャンパス(模擬授業):X
コンテンツのWEB公開:X
学生制作物をDVD等に記録して配布:X
■ 大学のサーバーへの保存は,授業過程外の複製なので不可だが,教員が自分のUSBメモリ等に保存することは「私的利用」として認められる.
■ youtube等の動画サイトのファイルは,権利関係が明確な「公式ビデオ」しか安全ではない. 違法アップロードファイルの利用はもちろん違法.
■ 既存の英文などを利用するとき,
 >印刷ミス等を訂正:ギリギリセーフ
 >難解単語を簡単な単語に置き換え:論外
 >一部を隠して穴埋め問題を作成:可
Full transcript