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図書館らしさ

ヴィアックス公開講演会2013.10.11
by

Haruki Nagata

on 24 May 2015

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Transcript of 図書館らしさ

Background photo by t.shigesa
ウェブ上で拾った「図書館らしい」という表現
現在まで二つの対立する意見
 ①これまでの図書館とは違ってよい
 ②図書館らしくやって欲しい

ともかくも,今年9月の時点で年間目標50万人の来館者を半年で達成
①従来からのことばづかい(主に,設えについて)
Challenge:
RLGは新たな総合目録を設計するにあたり,「
図書館らしさ
」を払拭すること,「GoogleやAmazon.comのような」機能とインタフェースを持つこと,書誌データ利用の新たな可能性として,「単に資料のありかを探すためのものではなく,信頼できる有用な情報資源を目指す」ことを目標とした http://current.ndl.go.jp/ca1503

図書館に行った経験が少ないユーザーにも先入観なくサービスを利用してもらえるよう,あえて「
図書館らしさ
」を感じさせない,明るく,楽しいデザインとする https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/55/2/55_2_97/_pdf
図書館らしさ
を確保するためには、図書・資料の収蔵とそれの閲覧の場所が存在するだけでは十分とはいえない。雑誌や新聞を読みながらゆっくり過ごす場所、あるいは、安楽椅子、ソファーがあって、そこで読書の疲れを癒すことができるスペースといったものが設けられるべきである。このように、図書館が教室とは別の知的な営為の場となるならば、大学の雰囲気が向上すると思われるからである http://www.law.kobe-u.ac.jp/gaibuhyoka.html

最近の図書館では、木製品とスチール製品の良いところを取り入れ、機能性と
図書館らしさ
を表現していますが、図書館家具の設計では事前に配置や数量、形状などの構想を明確にしておくことが必要と考えます http://www.city.kitami.lg.jp/docs/2011091000020/files/c_lib_plan.pdf

②それを越えようという表現(図書館の仕事のスタイルなどについて)
http://www.epochal.city.takeo.lg.jp/winj/opac/top.do
①建物や施設,そして蔵書などが
かもす雰囲気:設え
②図書館活動のあり方,スタイル
図書館らしさ―常識の変化
Success:
2 階のレファレンスエリアでは,大型閲覧席が
図書館らしさ
を醸し出しているが,ノートPCを多用するSFCの学生に適応できていないし,創設時に設置された椅子も座面の板が割れ始めた http://www.lib.keio.ac.jp/publication/medianet/article/pdf/01600320.pdf
「図書館らしさ」の表現は
1.設えの図書館らしさ
リバープール中央図書館(2013.5再開館 5000万ポンド(約78億円)PFI)やマンチェスター中央図書館(来年再開館)
どこか似ている!
武雄市立図書館の書架の壁
すくなくとも,武雄市立図書館の設えはきわめてオーソドックスといえる。しかし,批判がある。
バーミンガム中央図書館 2013.9.3
旧バーミンガム中央図書館1974.1~2011.11
ストックホルム市立図書館
内部上層の景観(図書館らしさ,魅惑的な力を表現しているか)
武雄市立図書館2013.4再開館
どっちが好みですか
バーミンガム中央図書館 
1860年に開館
 前図書館はJ.Madisonの設計で,貸出部門と参考部門からなり,1974年に開館,欧州最大の公共図書館となる2010~2011年には119万の来館者を集めた。エスカレータを持ち込んだ図書館
「本を読む場所ではなく,焼却する場所のようだ」(チャールズ皇太子)

新たなバーミンガム中央図書館の概念
  知識経済を構築するもの
  子どもと若者,家族に投資するもの
  コミュニティの文化と遺産を発展させるもの
図書館らしくないという批判
日本における図書館建築の変遷について(植松貞夫)
  
1960年くらいまで:図書館は特別な人が利用するもの
 "杉並図書館"における来館者調査(1953年)4000人のうち,主婦はわずか4人。もっぱら高校生・受験生の自習の場
 →公園など静かな場所に設置
『中小レポート』(1963年)+『市民の図書館』(1970年)後:普通の人が利用するもの
 "町田図書館"調査(1971年)利用者は主婦と子ども。資料を貸出す,人々はそれを家で読む。座席は少なく,自習者を排除
 →駅前など行きやすい場所に設置
1980年代から:高度成長後の豊かな社会,生活の質への関心を持つ利用者
図書だけでなく,雑誌,視聴覚資料,館内で知的で豊かな時間を過ごしてもらう,家族そろって自家用車で利用
 →大規模な建物,広い駐車場の確保できる場所
そもそも図書館の使われ方で,設えは変わってきた
その後,どうなったか?
設えは,にわかには変更できない
1970年代のものや,1980年代の図書館の建築が残っている
ただし,新たな動きのなかでは,社会変化に対応できているか
新しい図書館像
(図書館らしさ)
のつくりかえが必要になる

昨年の「図書館の良さ」でも強調したように,現代の図書館では,空間の質の高さ(⇒いごこちの良さ)が確保されている
アルメレ中央図書館
2010.3開館
http://www.denieuwebibliotheek.nl/english
(E.G.アスプルンド)
リバプール中央図書館(Picton Reading Room)
2.1 情報のアクセスの確保,メディアの多様化への対応
ストックホルム市立図書館では,90カ国ほどの約1700の新聞48の言語で提供
これらは,ネット上のものだからスペースもいらないし,自宅でも読める
2.図書館活動のあり方,スタイルに関わ  る図書館らしさ
現在は,どのような(に)サービスが求められているか,
それにどのようなスタイルで対応するか
2.1 情報のアクセスの確保,メディアの多様化    への対応
2.2 人々の生活実態・感性に合致したスタイル
2.3 サービスの焦点:インサイド・アウト図書館
カレントな情報への情報ニーズ:
新聞・雑誌は,図書館にふさわしくない資料なのか
アムステルダムやストックホルムではこんなに多種の新聞・雑誌にアクセスができるのに!!
図書館経費でいえば,東京は180億円(2010年決算),アムステルダム(26億円)の7倍,ストックホルム(18億円)の10倍
図書館数では,225館,アムステルダム28館,ストックホルム51館
図書館活動のあり方の違い

どのような情報を確保するかという観点の違い(まだ新聞・雑誌は図書館らしくない資料?)
情報アクセスの範囲(つづき)
①人々の情報アクセス,読書機会を拡大,確保する努力,と②さまざまな場合を想定(たとえば,自分の持つ情報やネットワーク上の情報を同時に使う)した便宜が必要
2.2 どのように人々の生活実態・感性に合致させるか
 公務員の勤務体系ではできないと判断(武雄市長)
 ディジタルサービスによる24時間サービス
①サービスの時間と場所
自宅からのアクセスを可能にする電子サービス
分館の再編成と物流システムの再編
”変動する図書館
(Library on the move)”
地下鉄図書館
Sture bibliotek
(ストックホルム市立図書館長)
②おちついた・おしゃれな空間があれば,出かけてみたいと思います


白河市立図書館(福島県)
Rentemestervej分館(コペンハーゲン市立図書館)
インサイド・アウト図書館(L.デンプシー)
これまでの図書館のサービスモデルは,
アウトサイド・イン図書館
このモデルは,情報が希少で取引コストが高かった時代のもの:知識のかたまり(具体的には図書館蔵書)とのやり取りをもっとも効率的に運用するのは,それを一か所に集めておくことだった
しかし,今やネットワーク時代になり,情報は溢れ,取引コストは下落した。そして,人々の求める情報は図書館という視野ではなくて,ネットワークの視野に広がっている。人々が情報を得るところに図書館を設定し,そのサービスを可視化しなければならない
2.3 サービスの焦点:インサイド・    アウト図書館

図書館の今後のあり方を,文部科学省の協力者会議が『これからの図書館のあり方』として取りまとめている。しかし,肝心なことは,個々のコミュニティにどのような問題があるかを把握すること
⇒コミュニティの問題を図書館に持ち込む
 
マララ・ユスフザイが開館セレモニーで,"本は,なん世紀も前につれていってくれることもあるし,将来について教えてくれることもある。また,あなたの心をうつものを届けたり,さまざまことを教えてくれたりもする”とそのありがたに触れ,先人の「本のない部屋は魂のない体のようだ」の譬えにちなんで,”図書館のない都市は墓場のようなものだ”と述べた
そして公共図書館としては,リバプール中央図書館(1906),ストックホルム市立図書館(1928)やマンチェスター中央図書館(1934)などがよく知られている
もっともオーソドックスな形としての円形の閲覧室:大英博物館閲覧室(1857),米国議会図書館(1897)の大閲覧室
そして,バーミンガム中央図書館新装の設えでは
世界のデザインニュース
http://www.tdwa.com/designboom/architecture/mecanoo-architects-unveil-filigreed-birmingham-library.html
 新図書館は,経済危機の1年前2007年に計画された。建築費1億8900万ポンド(約300億)は,ほとんどは市債だが,寄付金や市有地の売却でも調達された。設計は,Macanoo Architects(Francine Houbeneほか). 3万1000平米(ヨーロッパ最大の公共図書館)。年間300万人の来館者を想定,再び最大規模を奪還
次の点を取り上げている
Turning Point:
①快適性:よい空間デザインと快適な家具
②開放性:物理的に精神的にリラックスできるスペース
③透明性:見えることによって人々を招き寄せ,また利用者と     スタッフ,利用者同士の信頼性も高める透明性 
昨年紹介したアムステルダム公共図書館では,新聞・雑誌を4500点も提供している
ディジタルメディアでなにができるか,また読書機会を広げる電子書籍の動きに,注目
電子書籍については,多くのコンテンツの配給が始まれば,事態は一挙に進展
そして,とりあえず,図書館でPCとネットワーク利用を直ちに可能にしてください!!
→2.2の③
③マナーの範囲での会話はOK(私語禁止という張り紙はさびしい)→静粛にするエリアを設ける
アムステルダム公共図書館のサイレントエリア
今後,ディジタルサービスの拡大により,図書館は場としての役割が増大する
マーストリヒト市立図書館学習エリア
新たな「図書館らしさ」の実現が要請されている
 
インサイド・アウト図書館を実現するには
・利用者がしばしば訪れている場所(利用するサービス)では, 利用者にきちんと対応すること
・図書館の活動のなかにコミュニティの目的を取り込むこと
・利用者と新たな方法でつながるためにこれまでになかった多く の方法を熱心に試みること
コロンバス圏図書館のさまざまな試み
http://www.columbuslibrary.org/research/tools/Homework%20Help

 すべての人がもっとアクセスできるように!
 (利用者が管理する)開館時間の延長とディジタル化
 
デンマークの図書館政策レポート勧告事項
①オープンライブラリ
②鼓舞するものと学習
③デンマークディジタル図書館
④連携
⑤専門職の育成
もう一つの理由は,図書館システム(運営単位)規模の問題である⇒特別区ごとという図書館システム単位が小さく(そしてさらに分館における高い重複率),規模のメリットが考えられていない
実は,1人あたりの図書館経費は,2010年ベースで,東京はこれらの都市の半分以下(東京:2,106円,アムステルダム:5,249円,ストックホルム:4,986円)。だから余計に,効率的なシステム運用を考えなおさねばならないのだが(典拠:『日本の図書館2012』及びIFLA MetLib)
東京都特別区全体とざっと比較してみると,
⇒図書館行政区の拡大による合理化(近年,オランダやデンマークで実施。自治体統合や行政単位を超えて構成される米国の「図書館区」設定も関係する)
そのためには,図書館が活躍する方向を定義すること
3.まとめ
図書館らしさ:常識の変化
図書館らしさ
①建物や施設,そして蔵書などがかもす雰囲気:設え
②図書館活動のあり方,スタイル
1.設えの図書館らしさ
2.図書館活動のあり方,スタイルに関わる図書館らしさ
2.1 情報のアクセスの確保,メディアの多様化への対応
2.2 人々の生活実態・感性に合致した利用様式
2.3 サービスの焦点:インサイド・アウト図書館
3.まとめ
時代による図書館らしさの違いか
アムステルダム国立美術館図書室
④セルフサービスは,基本です。
銀行や輸送機関で日常化し,人々はそれに
抵抗はありません。図書館の利用も,先進
諸国では一般的です
図書館サービスの高度化が急がれる

ニューカッスル市立図書館(UK)
経費増大の吸収もあるが,図書館サービスの充実
設えの現代化
社会変化    使い方の変化   設えの変更
         
どのような情報アクセスを確保し,提供するか
人々の要求は,個々の図書館コレクション範囲に限られるのではない←2.3
”オープンライブラリー”

Library
Culture
Citizens Quick
Cafe Happy
Bispebjerg Local Committee
workshops
civic Center
Plattan図書館で読みふける人々:http://en.kulturhuset.stockholm.se/PlattanLibrary/
http://www.flickr.com/photos/janmartin/7745148928/
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