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「教育工学」の紹介 〜Instructional Systems Designの基礎〜

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by

Yasuyuki Hoshiba

on 12 November 2013

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Transcript of 「教育工学」の紹介 〜Instructional Systems Designの基礎〜

公立豊岡病院組合
医師育成・研修支援センター
尼崎病院・豊岡病院
「合同ウェブカンファレンス」
「医師を育てない病院に、未来はない…」
都市部病院との連携
「教育工学」のご紹介
〜Instructional Systems Design の基礎〜
"teaching hospital"
MUSCAT Sim
岡山大学
ちゅらSim
おきなわクリニカルシミュレーションセンター
教育工学 educational technology とは…
「教育現場の改善に資する、教育効果の高いアーティファクトを設計・開発・評価する学問」
「より創造的・効率的な教育を行うための技術の研究を行う学問」
WW2以降、研究が活発に
21世紀 Internetの普及で急成長
教育一般を研究対象とする「教育学 pedagogy」と関連するが、概念は異なる
学際的(他分野との恊働)
衛星通信遠隔教育システム/テレビ会議システム/大学改善のための評価活動(東京工業大学教育工学開発センター)
コンピュータ利用教育、e-learning
教育用ツール・コンテンツ開発(メディア教育開発センター)
「より良く教育目標を達成することを追求する学問」
http://www.et.hum.titech.ac.jp/edtech.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/教育工学
なぜ、「教育工学」なのか?
地域医療研修の受け入れ
県立尼崎・塚口病院 6名
大阪市立総合医療センター 4名
個人的な興味もあり…
日高・出石・梁瀬・和田山医療センターへ
総合診療・救急
専攻医研修受け入れ
次の展開は…
シミュレーション!
勉強したいが、時間がない!
座学は、どうしても眠くなる…
講師が何を言ってるかよく分からなかった…
一生懸命ノートとってるけど、役に立つの?

旧態依然の教え方に根拠はあるのか?惰性?
もっと効率よく学ぶことはできないものか?
「学ぶ」のはいいけれど…
せっかくなので、「学ぶ」「教える」とは何か
再考してみよう…
 統轄管理事務所 総務部調整課
(医師育成・研修支援センター事務局)

干場 康行
論文作成支援と…
疑問
学ぶ技術に「エビデンス」はあるのか?
keyword
Internetでは、無償で
有益なコンテンツが
供給されて始めている
医療関連では…
の存在を紹介していただきました。
シミュレーション教育を主に、ハワイのSimTikiとも連携。
何はともあれ、話を聞いてみよう、ということで…
日本医療教授システム学会
事務局のある獨協大学越谷病院へお邪魔して
代表理事の
池上敬一先生のお話を伺う。
ISD基礎セミナー
何はともあれ、
体験してみないことには始まらない、
ということで…
に早速参加(初のセミナー)。
教育工学的な手法の絶大な効果を体験
ISDとは…
効果的・効率的な教育・研修を実現するための基盤技術
分析→設計→開発→試行→実施→改善→分析(ADDIEモデル)

Instructional Systems Design
教授システムデザイン
引用:「ISDの基礎 コースデザインの実践プロセス」第1.0版
パフォーマンス・インプルーブメント・アソシエイツ
米島 博司 著 より引用(以下同様)
「一人一人の学習者が、誰一人落ちこぼれることなく、最も効果的かつ効率的に学習を進めることができ、着実にコースの目標であるゴールに到達する」
Concept
ISDの特性
システム開発型(経験や勘によらない)
明確な到達目標(具体的な行動・条件・基準)
全員修得判定(出来るまで)=成果保証
個別学習をベースに最適な学習形態をブレンド(講義型に拘らない)
講師は「脇役」「支援者」「品質管理者」(×単なる情報伝達)
メンテナンス容易
システム開発コストがかかる(費用対効果を検討し部分導入も)
「自習」がベース
「講義」「講師」も学習資源の一つに過ぎない
修得の責任は設計者側(本人の努力ではない)
責任範囲が明確→受講に条件
システム化=学習方法の不具合の「デバッグ」が可能
設計時には、合格テストから逆算して作成していく
分析 Analysis
能力不足に起因するパフォーマンスギャップがあり、
教育研修でしか解決できないもので、
組織運営・コスト的に重大なら 教育研修対象
経営、処遇、情報、設備等で解決できるものは対象外
パフォーマンス向上に教育研修が占める割合:3割
そもそも、教育研修に値するか?
漏れなく、重複なく
対象タスクをステップに、スキルに分解
タスク:何らかの起動要因で開始、終了要因で完了する複数の作業で構成されたもの
スキル:目に見える作業または目に見えない判断で、「〜できる」と表現されるもの
task
step
step
step
step
起動
終了
教育
研修
他の解決法
パフォーマンス向上
skill
skill
skill
skill
skill
skill
skill
skill
skill
無意識にやっていることを可視化
   患者の脈拍を測定する」
例)「自分の指と秒針付き腕時計を用いて
例)「脈を感じて数えることができる」
分析 Analysis
ゴールを明記
期待する人、される人、利害関係者をリストアップ
ゴール到達と言える、測定可能な行動群に分解・展開
当事者が合意できるよう整合をとる
曖昧な「ゴール」を測定可能に
現状のスキルレベルの把握
学習内容レベルの設定
受講者特性の把握(学歴、所属、受講目的、身体的特徴等)
ゴールが曖昧なままでは…
ゴール:実現されたかどうか判定できる指標のない、曖昧で抽象的な期待
効果的学習のため、受講者分析の結果を
受講環境整備や教材デザインに反映させることは
支援者たる講師の責務
例)「院内の医療安全を確保する」
実現可能性が低い
的外れ、逆効果の可能性
ゴールを分析する
受講対象者を分析する
設計 Design
行動 performance
「スキル階層図」の作成
目標の3要素(目標記述に必須な内容)
「切る」「発見する」など
脳内パフォーマンスは「書く」…観察可能な表現に
費用対効果も勘案(「何が何でも全てISD」という訳ではない)
ISD適用(開発)レベルを設定
目標を抽出するー評価可能な記述へ
条件 condition
行動の際の環境、機材、マニュアルなど
基準 criteria
「条件」のもとで「行動」に求められる「量」「質」「制限時間」「規定量」など定量的な値など
設計 Design
参加要件設定
スキル
詳細なスキルの従属関係を階層図に
知識
スキル
スキル
態度
知識
スキル
スキル
知識
知識
知識
スキル
スキル
スキル
スキル
知識
米国では設計専門職も
e-learning 設計の技術的基盤

本邦での学位授与施設は熊本大学のみ
スキル階層図をモジュール
(学習単位)化
コースマップ作成
スキル
知識
スキル
スキル
態度
知識
スキル
スキル
知識
知識
知識
スキル
スキル
スキル
スキル
知識
A
B
C
D
E
F
修得状況判断
無駄の排除
他のコースとの共有
F
「これができる  前提は、これが
 できること…」
E
D
C
A
B
Start
時間・スキル数
成果物利用の有無
施設・機材利用
コース毎に受講者に求められるものを確認
受講者分析とスキル階層図を比べて検討
スキルチェックテスト作成→実習設計
「目標」の「行動」「条件」「基準」に一致→ISD準拠かどうかのメルクマール
学習提供手段
選択
教材、設備、時間
個別最適学習
開発 Development
モジュール(学習単位)作成
コース手順書作成
受講者に配布、自主学習
■番号 ■名称  ■到達目標
■判定テスト紹介 ■教材等紹介
モジュール試行・修正
講師向け、管理方法等
■動機付け ■デモ
■順序・要領
学習項目1 ■解説■参照指示
 ■ドリル ■フィードバック
学習項目n ■解説■参照指示
 ■ドリル ■フィードバック
■実習
■判定テスト
■判定テストフィードバック
1
n
コース管理ツール作成
講師の学習進捗管理
不具合の記録
試行 Trial
実施 Implementation
改善 Feedback
コース試行・修正
運用指示書作成
スキル
分析 Analysis
安静時に測定することを知っている
患者の様子を認識できる
スキル「自分の指と秒針付きの腕時計を使って患者の脈拍を測定する」
脈拍測定可能な状態かどうか確認する
ステップ
従属スキル1
従属スキル2
患者に説明し、安楽な体位をとらせる
顔色を認識できる
息づかいを認識できる
スキル階層図の例
説明内容を知っている
安楽な体位を知っている
指3本を橈骨静脈に沿って軽く当てる
3本の指を知っている
指を当てる位置知っている
15/30/60秒間測定する
秒針で測定時間を読み取れる
脈を感じ数えることができる
脈圧、左右差等を観察できる
測定値を1分換算できる
異常を判断し、異常時には1分間測定を行う
不整脈を判断できる
異常値を知っている
前回の測定値を知っている
不整脈の種別を知っている
(呼吸性、期外収縮、絶対不整脈)
異常を医師に報告する
異常時に報告すべき内容を知っている
記録する
記録用紙と記入欄の場所を知っている
ISD基礎セミナーについて
学会初のISDセミナー
ISDを用いてISDの基礎を学ぶ(直接医療とは関係ない)
事前にテキスト配布、予習、疑義応答
高い意欲の医療職と共に学習
4人程度のグループ
同席者
大学医学部教官(医学教育)
大学付属病院 看護師長(救急認定Ns)
小児救急認定看護師(NPO代表)
講義なし 教官は助言者
モジュール終了ごとに指示書を取りに行く
「下のカフェでやってもいい」「昼食も自由」
各自の進捗を貼り出した表に記入
自主学習が基本だが、メンバーからの評価やレビューの指示があり、随所に学習効果の高まる仕掛けあり
終了後も1月に渡り講師がフォロー
同席者等とは今も情報交換
終了時には「クタクタ」

静かな中でも全員が頭をフル回転しているのが分かる
きちんと設計されたコースの絶大な効果を実感
その後も…
セミナー受講の感想
職種・業種関係なく
対等に議論
1回の受講では、素人の手習いにもなりませんが
何事であれ
科学的根拠に基づいて設計されたものには
絶大な力が有ることを
ISD 教授システムデザインで実感しました。
終わりに
医療での応用はまだこれからのようです。
是非、一部でも良いので
ここでの考え方をヒントにして頂ければと思います。
ご清聴ありがとうございました
「根拠に基づく学習」に興味を持って頂ければ幸いです。
Full transcript